意外とたくさん!? 冬の花たちと一緒にフォトウェディング
今年もあとわずかとなりました。
未だに年賀状を出せていなくて、
焦り気味どころか、あきらめ気味の
Web担当 高橋です。
冬の寒い時期は、庭などを華やかに彩ってくれる
花がほとんどなく、
ちょっぴり淋しい感じがしますね。
でも、冬場にまったく花が無いわけではありません。
ここ京都をはじめ、日本全国で愛されている花のひとつ、
梅もそうですね。
神社仏閣の境内だけでなく、
日本庭園や公園、一般のご家庭の庭先でも
定番の樹木だと言えます。
その昔、奈良時代には花見と言えば
「桜」ではなく「梅」でした。
貴族たちの庭園には、梅を植えるのは定番だったようです。
「万葉集」におさめられた歌にもたくさんの梅の歌があります。
そのことからも、とても愛されてきた花だとわかりますね。
そんな梅の花。
京都の梅の名所として知られる北野天満宮で、
12月11日に早咲きの梅「寒紅梅」が咲いたと
ニュースになりました。
昨年に比べて約3週間も早い開花とのことです。
ということは、例年はお正月明けの開花とうことになりますね。
今年は12月上旬に暖かかったのが
影響したのではないかとの話です。
冬場のロケーション撮影で、
花と一緒にロケーション撮影したいとなったら、
梅と一緒に撮影はいかがでしょう。
紅い梅なら華やかさが加わるでしょうし、
白い梅ならば清楚な感じがするのではないでしょうか?
梅にはたくさんの種類があります。
一重咲き、八重咲きでも花の印象はだいぶ違いますよね。
枝垂れの品種もありますから、
枝垂れ梅が満開の時に、そこでロケーション撮影できると
かなり素敵な1枚が残せるのではないかと思います。
梅の花=和装
とこだわらなくてもOKです。
洋装でだって、ステキな1枚を撮影できます。
ちなみに先ほどご紹介した北野天満宮では、
50種約1,500本の梅があり、
順に咲き繋いで例年3月末ごろまで楽しめるそうです。
梅苑もあり、こちらは例年2月初旬から3月下旬にかけて
公開されます。
こちらの梅苑、入場料(お茶菓子付)が必要です。
梅の花は、名所と呼ばれるところでなくても、
街のそこここで、楽しめる花です。
阿部写真館の祇園会館店のすぐ近く、
円山公園でも楽しくことができます。
桜の名所として有名な円山公園ですが、
梅の樹だってあります。
3月中旬から下旬なら、
運が良ければ、桜も梅も楽しみながらの
贅沢なロケーション撮影もできるかもしれませんね。
梅の他にも冬場の花として身近なのは、
水仙・シクラメン・サザンカ・ツバキ、
花ではありませんが、
ハボタン・センリョウ・マンリョウでしょうか。
あ、ロウバイもありますね。
群生している水仙は、見応えがあると思います。
水仙の花言葉「自己愛」や
花にまつわる逸話はちょっとマイナスイメージかもしれません。
でも、春の訪れを知らせる白や黄色の花は
緑に映えることでしょう。
シクラメンは鉢花のイメージが強いですね。
満開のシクラメンの鉢を
スタジオに持ち込んで主役のお二人に華を添えるのも
素敵かもしれません。
サザンカは晩秋から初冬にかけて、
ツバキは初冬から春にかけて咲く花。
白・ピンク・赤と満開の時はとても華やかです。
ハボタン、センリョウ、マンリョウはお正月のイメージが
私個人としては強いのですが、
皆さんはいかがでしょう?
でも、濃い緑の葉に赤い実のセンリョウやマンリョウは、
背景の彩りとしてアリだと思います。
赤と緑って、クリスマスカラーでもありますよね。
意外と洋装にもマッチするかもしれません。
ロウバイも優しい黄色の花が背景を明るくしてくれそうです。
花の少ない冬だからと
花のロケーション撮影を諦めることはありません。
春に比べれば、種類も限られますが、
お二人の門出の記念となる
フォトウェディングに彩りを添えることのできる
冬の花たち、ご紹介した以外にもあります。
初めからこれはムリかな?と諦めず、
「こういう写真を撮りたい」と
ぜひご相談くださいね。