梅雨の時期に美しい苔と一緒にロケーション撮影
あっという間に五月も最後の日です。
今年の五月は暑い日が多くて、
体調管理が上手くいかず
バテぎみのWeb担当 高橋です。
皆さんは、体調の方は大丈夫ですか?
5月の間は暑い日も空気がカラッとしていて
風が爽やかに感じられて
日差しを避ければ過ごしやすい気候でした。
6月に入ると
梅雨がやってきて湿気の多い季節が
やってきます。
空気もベタベタした感じになって、
ちょっと憂鬱になってしまいます。
以前はとにかく好きではない時期だったのですが、
最近は、雨にぬれたり、湿気でしっとりしている
アジサイの花や木々の緑、苔などを眺めて
リラックスしています。
年なんでしょうかね(笑)
空気がしっとりした中の緑って、
ちょっと幻想的な感じも受けます。
これからの梅雨の時期に注目したい苔。
苔玉の人気に見られるように、
ここ数年で人気上昇中かと思われます。
最近は「苔テラリウム」なんてものもあるようです。
ちなみに苔にも花言葉があります。
「母性愛」「信頼」「物思い」です。
阿部写真館祇園会館店がある京都には、
苔が素敵なお寺がたくさんあります。
春の桜や秋のもみじのように
華やかさを感じられる
ロケーション撮影も素敵ですが、
苔が美しいこの時期は
苔の素敵な場所で
ロケーション撮影というのも、
しっとりとした大人の雰囲気で
フォトウェディングができそうです。
京都で苔庭が有名な場所と言えば、
何といっても「苔寺」の通称で知られる西芳寺。
参拝は往復はがきでの事前申し込み制となっているので、
ロケーションの場所には向いていませんが、
ぜひ一度は行ってみたい場所です。
他にも、
100種類以上の苔が覆っている「銀閣寺」、
青もみじもいっしょに楽しめることのできる「祇王寺」
わらべ地蔵さまも有名な「三千院」
山門から書院に続く参道には趣があり、
池泉観賞式庭園を書院に座って眺めることのできる「蓮花寺」
山肌が苔に覆われてひっそりとした雰囲気の「常寂光寺」
などと、
ご紹介しきれないほどの苔の名所があります。
大規模に苔が地面や岩を覆っていなくても、
ちょっとまとまって、
モコモコ、青々としている苔が
背景に入ると
日本情緒が増すような気がします。
京都の寺院や公園など
探せばあちこちに素敵な苔スポットが
見つかるはずです。
それこそスタジオで撮影小物に
苔玉や苔テラリウムを利用して
スタジオを苔スポットにしちゃうのも
アリじゃないでしょうか。
苔がキレイな季節は雨が多いから
ロケーション撮影は出来ないのでは?
そんな心配がありますよね。
洋装では裾を引きずるドレスは
ちょっとの雨でも
ロケーション撮影はNGとなってしまいますが、
和装なら多少の雨でも
ロケーション撮影ができるんです。
撮影小物の和傘を使って、
しっとりとした大人な雰囲気の
フォトウェディングとなりそうです。
ちなみに洋装でも、
レンタルドレスではなく
お手持ちのドレスならば
雨の中でも撮影できる可能性があります。
苔庭と聞くと「和」のイメージが浮かびますが、
白いウェディングドレスも
青々とした緑によく映えると思います。
6月は雨の多い季節だからと
ロケーション撮影を敬遠しないで、
ぜひこの季節にしか撮影できない
ロケーションでのフォトウェディングも
検討してみませんか。
残念ながらロケーション撮影が
難しいほどの雨となってしまった場合は、
スタジオ撮影へ切り替えての撮影となります。
あるいは、はじめから予備日を確保しておいて
いただくという方法もあります。
ロケーション場所は苔をメインに選んでいなくても
偶然素敵な苔に出会えることもあります。
そんな時、
「この苔を取り入れて写真を撮りたい」
とスタッフへ遠慮なく伝えてくださいね。
苔だけでなく、花や植物、オブジェなど
撮影中に出会った気になるモノは、
ぜひ取り入れてみましょう。
偶然出会った地域ネコちゃんだって、
撮影に参加してくれるかもしれませんよ。