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古都の梅とフォトウエディングと夜咄(よばなし)

こんにちは。Web担当の松村です。

雪がちらつく古都京都は、

場所によってはタイムスリップしてしまったかのような

雰囲気が楽しめて、本当に飽きのこない場所だと思います。

 

昨年の秋にオープンした阿部写真館 京都祇園会館店では、

初の年末と新年を無事に迎えることができ、

ほっと一安心といったところです。

が、気がつけばすでに2月。

 

立春も過ぎ、春の訪れを待つばかりとなる中、

ウエディング業界では

ドレスの新作発表などのイベントが目白押しとなっています。

 

京都でフォトウエディングといえば、

祇園の街中での撮影や、

歴史を感じさせるお寺での撮影を希望される方が多いように思います。

 

和装の結婚式といえば神前式が広く知られていますが、

お寺で行われる挙式は仏前式といいます。

挙式における内容も、それぞれ違います。

 

神前式では、神様に対してお二人が結ばれたことを報告し、

感謝します。

仏前式では、仏様やご先祖様に対して、

結婚の報告とその縁への感謝を行います。

どちらも三三九度の杯を交わしますが、

大きな違いは、読み上げられるのが祝詞かお経かという点です。

仏前式では、念誦授与と呼ばれる儀式が行われ、

焼香が行われることもあります。

 

フォトウエディングの場合は、

お寺や神社の境内での撮影がメインとなります。

 

チャペルでの撮影と異なり、

挙式感が薄いと感じられるかもしれません。

それでも、白無垢や色打掛、紋付き袴での撮影を行うと

「あぁ、結婚したんだなぁ」と実感される方が多いように思います。

 

2月にお寺で行われる季節行事といえば、

立春の節分がほとんどですが、

中には長い期間開催されている催し物もあるのです。

 

観光場所としてもお勧めしたいのは、

高台寺にて行われる夜咄(よばなし)です。

高台寺は、秀吉の妻であった北政所(ねね)が

秀吉を弔うために開いたお寺です。

 

北政所と秀吉は、戦国時代においては珍しい恋愛結婚でした。

こんなところにも、浪漫を感じますよね。

 

夜咄は、夕暮れ時からはじまる茶事のことです。

高台寺で行われる夜咄は、

所要時間が約2時間30分に及びます。

 

茶会の席の明かりは、ロウソクの灯だけというのが

特徴的なこの催しものは、リピーターの方も多いようですよ。

 

茶会の服装といえば、着物などの和装が定番ですが、

この席では軽装でも参加できるとのことなので、

茶会初心者にとっても嬉しいことかもしれません。

 

開催日などの詳細は、以下の通りとなります。

開催日:2019年1月11日(金)~3月3日(日)までの金・土・日

開催場所:高台寺(京都市東山区高台寺下河原町526)

料金:6,000円(茶席、拝観、点心、喫茶込み)

予約:前日の16時まで受付

受付:17時から18時

 

なお、高台寺にて法務が行われていた場合は、

茶会は開催されませんので、予約時に確認されると良いそうです。

古都の梅観賞とフォトウエディング、夜咄を組み合わせたら

充実の京都観光が実現しそうです。

 

京都はあいにくの天気が続いていますが、

早咲きの梅はすでに咲き始めています。

 

時に雪化粧が施される中に寒紅梅が咲き誇る光景は、

時代をも超えると思います。

 

梅苑で有名な北野天満宮では、

2月22日(金)から3月17日(日)までの、

金・土・日にライトアップが行われます。

 

夜はまだまだ冷え込みますので、

夜の梅を楽しむ際には、温かくしてお出かけくださいね。

 

阿部写真館の支店がある京都祇園会館前には、

八坂神社があります。

 

北野天満宮が混雑しすぎている時は、

八坂神社の梅観賞もお勧めですよ。

フォトウエディング中の梅観賞も素敵ですが、

日を改めてお出かけしてみるのも良いかもしれませんね。

 

当館での撮影を通して、

新たな京都の魅力や見所を知っていただけたら幸いです。

☆京都のフォトウェディングは撮影ポイントがたくさんあります☆